数学する身体
この前の記事は、とある本を読んだ後の充実感から書きました📚心からオススメです✨
その本とは…
森田真生さんの『数学する身体』(新潮社)
- 作者: 森田真生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2015/10/19
- メディア: 単行本
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この本は院生時代に読みたかったです(>_<)
出版日が大学院修了後なので、叶わぬ夢ですが、、、笑
私の専門は文系なので、正直数学とは無縁な研究者でした。でも、運動する身体について研究をしていたので、『数学する身体』という題名に心惹かれて手に取りました。
数学なんて縁遠いものだと思っていたのですが、読んだ後、本当はそんなことないんだなぁと思いました。
数学も運動も表現方法に違いがあるだけで、やっていることは同じ人間の営みで本質は一緒なのだと感じました。
動くことは考えることに似ている
本の前半に出てきた文です。
運動について研究していても、そのように考えられることが多々あります。何の考え無しに動いている人って多分いないと思います。考えていないつもりでも、潜在意識が働いています。
何が言いたいかというと、私たちの運動(動き)は思考(考えたこと)を身体の外で表現したものだと思うということです。
そう考えると、やっぱり数学も運動も本質は一緒だと思います。
この本を読んで、改めて数学を勉強し直してみたいなぁ、、、と思いました。
数学の本なのに、芭蕉とか情緒とかそんな話も出てきて、すごく視野が広がりました。
学問してる人には特にオススメ✨
もちろんそうでない人も、多角的な視点からなる内容なので刺激になると思います✨