えすての海外移住日記

旧ブログ名『もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら。』5年越しの海外移住を実現するべく、住みたい国を探す旅に出ています。

もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら。

『もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら。』

 

これは、このブログのタイトルであり、私が時々思うことです。ブログのタイトルにしては長いとか、何のブログかよくわからないとか、そういうことは一切無視して設定しました。あくまでこのブログは、私が独り言かつ誰かに何かを伝えたい時に伝えるためのものという、私のわがままのみによって構成されています。語学のこと、マラソンのこと、最近は歯医者のこと、、、など、日々の出来事の中にたまには誰かの役に立つこともあるかもしれないと思いながら書いています。基本的には自分の書きたいことを殴り書くだけ

 

 

このブログを9月くらいに初めましたが、このブログタイトルをつけた理由を未だに書いていなかったのでついに書こうと思います。ブログタイトルの理由を説明するにあたって、私の自己紹介的要素も必要な部分だけ書きます。

 

大学時代にさかのぼります

 さかのぼること、4年。4年前、私は大学4年生でした。大学4年生と言えば卒業後の進路を決めなければいけないので、大体の人が就活をしたり、何かしらの試験を受けたりします。そんな中、私は自分の中で「就活しない宣言」をしていたのですが、「だからと言って就活しなかったら就活のことを何も知ることができない」と思い少しだけ就活をしました。私は4年前の2〜3月に、就活もして教採も大学院も受けてどっかしらにひっかかればそれでいいやと思っていました。なめすぎ

3月も中盤にさしかかると、私は就活を辞めました。理由は、地方の大学に通っていたので首都圏に出るためのお金や時間そして労力がもったいないと思ったからです。また、大学時代最後の1年、部活を頑張りたくて部活を優先したかったからです。

 しかし、3月の終わりに思いもよらないことが起きました・・・!なんと、登録していた就活サイトを通じて、シンガポールで面接を受けることになったのです。詳細は省きますが、就活サイトからメールのやり取りに発展し、最終的にシンガポール現地での面接が決まりました。海外で暮らすことに興味があったので、海外の就活サイトに登録していたらこんなことになりました。

面接を受けたのは4月。弾丸でシンガポールに行き、面接に挑みました。スタッフには日本人の方もいましたが、面接は英語で行いました。英語は2年前に休学して海外に行っていたのですが、さすがに面接となると、、、とにかく面接では「強気で最後まで攻めきる」ということを意識しました。笑

そして面接の結果・・・シンガポールにあるエステの会社から内々定をもらうことができました!これで大学卒業後にシンガポールで生活することができます!あこがれの海外生活はもう目の前!

 

 

新卒シンガポール行きについて真剣に考えた結果

 ついに念願の海外生活を大学卒業直後から送れるという素晴らしいチャンスをゲットした私でしたが・・・結論を先に言うと、内々定の時点で辞退しました。私は、新卒シンガポール行きを蹴りました。理由は、弾丸で行ったシンガポールでの出会いがあまりにもよすぎたからです。そこで出会った方々は、まさに「格好の良い大人」でした。自分のやりたい!と思ったことに素直に突き進んでいたり、明確な仕事観を持っていたり、使命感とすさまじい情熱をかけて働いていたり、、、その姿は私にとって衝撃と言えるような、なにか充実した感覚を与えてくれるものでした。そして、私が新卒シンガポール行きについて真剣に考えた結果、海外に出るという目的のために特に好きでも興味があるわけでもないようなことを手段として選ぶのは如何なものか・・・それはなんか違うと思いました。他にもいろいろと考えて、結局、大学卒業後は大学院に進学することに決めました。

 


院卒社会人1年目、そして

  大学院はストレート、2年で修了し、自分の好きなこと・それまで自分が続けてきたことを仕事にしました。社会人といいつつも、フリーターのようなニートのような、「普通」ではない生活をしていました。夕方までは自分の時間、夕方〜夜に仕事だったので時間的にかなり余裕のある暮らしをしていました。時間に余裕があったので、乗馬・登山・マラソン・語学・映画など、かなり色んなことをやりました。あれだけの余裕をもって暮らせるのはとても優雅だったと思います。

 そして、院卒社会人2年目の現在     

仕事をやめ、好きで続けてきたそのことも今はほとんどやっていません。一人暮らしのアパートも引き払って、実家でニートです😏笑 

 

 

もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら、今年でシンガポール生活も4年目。でも、もしもそうしていたら大学院には一生行かなかったし、もしかしたらシンガポールの生活が嫌になってもう日本に戻ってきていたかもしれない。それともシンガポールでいい人に出会って結婚していたかも知れない。たらればの世界なんて言い出したらキリがないけど、想像してみると楽しい。だって、過去の自分に対する想像でさえこんなに楽しいんだから、現在、そして未来の自分に対する想像は自分の想像を超えるレベルで楽しいものだと思うから。

 

 

実家ニート生活もあと3日くらいでおわり。これからシンガポールに行っていたらできなかったであろうことに挑みます。 あの時シンガポールに行かなかった分、海外への意欲はさらに膨らみました。先のことはまた今度書きたいと思います。

 

 

以上が、このブログタイトルが『もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら。』である理由です。

久々に書いた長くて分かりにくい文章を最後までお読みいただきありがとうございました。