えすての海外移住日記

旧ブログ名『もしもあの時、シンガポールでエステティシャンになっていたら。』5年越しの海外移住を実現するべく、住みたい国を探す旅に出ています。

ワーキングホリデーの現実について考えさせられて

昨日は週に1度の貴重な休み!またキングスパークに行きました。笑

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今の職場にいるからなのか、オーストラリア滞在が長くなってきた(6ヶ月目突入…!)からなのかわかりませんが、最近は時々ワーキングホリデーの現実について考えさせられることがあります。

正直、今の職場は前の職場と同様誰でも働けるようなところです。英語が喋れなくても、スキルがなくても、経験がなくても、雇ってもらえます。もちろんそんな職場にいる同僚は、ほとんどが英語があまり上手くない、スキルがない、経験がない、、、そんな人たちです。

そんな人たちを見ていると、「この人は何をしたくてオーストラリアに来たんだろう?」と思うし、雇用主がそんな人たちの状況を理解して弱みに付け込んでいるということに気づいてしまいました。。そしてこの悪循環の上で多民族国家として堂々と成り立っているのが、オーストラリアという国。。これでいいのか?こういう国にすすんで住みたいと思えるか・・・???

ちなみに私は今の職場でも前の職場でも目的があって働いています。自分の英語能力や日本での経験を考えると、たぶん頑張ればローカルジョブだってゲットできるんじゃないかと思います(自信過剰w自分で言うなって感じだけど)。それにもし海外で働きたいならワーホリでなくても日本以外の国で仕事を得られると思います(自分の持つ学歴や資格全てを活かした上で)。だから昨日職場で同僚と話していた時に「なんでここにいるの?」と言われました。笑

例えばスキルもない英語もできない日本人がジャパレスで働く、スキルもない英語もできない韓国人が韓国人オーナーのもとで働く、、、それが違法就労やキャッシュジョブならなおさら、、、そこまでしてなぜオーストラリアワーホリ?と思うわけです。だったら来る前に自分の国で英語勉強したり、海外でもいかせるスキルや資格を得たり、やれることは沢山あるはず、、、もちろんそれぞれ色んな理由があって来てるんだろうけど、、、

そして逆の立場であるオーナーたち。彼らは英語できないスキルないローカルで働けないという負のサイクルをまんまと利用して儲けているわけです。キャッシュで給料払えば税金抑えられるし、ワーホリ相手ならビザサポートの手続きもいらないし、、、自分たちが儲けることしか考えていない。ローカルで働けない人たちを正当な方法で雇って正攻法でビジネスすればいいのに・・・と思うのは私がまだまだ甘ちゃんだから?いつか不正がバレて潰れるかもしれないリスクを負いながらやる意味がわかりません。

はっきり言ってこんな現実の上に成り立っているのがオーストラリアという多民族国家。違法就労全部潰して行ったら国も潰れるかもしれない、そんな状態だと思います。。違法就労は通報した方がいいに決まってる。だけどたった一つの会社を通報しただけではこの国は何も変わらない。その会社を通報することによって誰かは自国へ強制送還される。。

オーストラリアでワーキングホリデーの現実について考えさせられたら、ワーホリ最高!オーストラリア最高!なんて手放しで言ってられません。ワーホリに来た人たちみんながこの現実に気づくわけではないと思うし、気づかなくてもいいのかもしれません。が、とにかく、ワーホリ、オーストラリアに明るい未来よ来たれ。